ワクチン接種と外科処置について

2021/9/29

大阪歯科大学 京都府同窓会 青年委員会の竹内大智です。日々の診療の中で、最近 患者さんから『新型コロナウィルスのワクチン接種』についてお話しになられる機会皆さんも多くないですか?
『明日1回目やねん』『もう先週2回目終わったわ』『熱出たわ〜』等 様々ですが、『次の予約はワクチン2回目接種から何日空けたらいいですか?』と聞かれるケースも多々あると思います。

今回は先日、日本口腔外科学会より見解が示されました『新型コロナウィルスのワクチン接種と口腔外科手術のタイミングについて』情報提供いたします。
※尚、『エビデンスに基づく明確な基準は報告されていない現状』と注意書きもございましたので、あくまでも参考程度にお考え下さい。

○局所麻酔手術(抜歯など) → ワクチン接種 : 1週間(抜糸等 術後の状態を確認した上で)

○ワクチン接種 → 局所麻酔手術(抜歯など) : 3日以上経過して副反応が軽度であれば

○全身麻酔手術 → ワクチン接種 : 1〜2週間(手術侵襲の度合いに応じて)

○ワクチン接種 → 全身麻酔手術 : 約1週間の経過観察を元に判断

スタッフの共通認識として、参考としてご活用下さい。

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